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これってパワハラなの?ーハラスメント研修ー

これってパワハラなの?

目次

これってパワハラなの?

前回、パワハラ研修のお問い合わせが増えてきましたというお話をしました。

どこからがハラスメントで、どこまでが指導なのか、きちんと線引きしたいという企業さんが増えてきているなという印象です。

当社のハラスメント研修では、参加者の皆さんにチェックリスト(一部抜粋)を使って下記のような項目を確認してもらっています。

  • 自分の上長やほかの管理職は、自分の職場にパワハラなんて存在しないと思っている。
  • 職場の多くの人が、人は厳しく指導しないと育たないと思っている。
  • 上司に対して、意見や反論なんてもってのほかだ!
  • 自分の仕事には責任を持つ!自分の職務外の仕事にはかかわらない。
  • 人との陰口や噂をよく耳にする。
  • 出退勤のときに、挨拶をする人はほとんどいない。

他にもいくつか項目はあるんですが、今の職場を可視化していただきます。
出来れば全社員に。

パワハラが起きる背景には、パワハラへの認識の低さももちろんなのですが、どこまでがハラスメントでどこまでが指導なのかといった線引き以前に、そもそも組織として、不適切なコミュニケーションや行き過ぎた成果主義に発展していないか、という部分をきちんと可視化する必要があります。

そして、何よりも必要なのは、きちんと企業や組織のトップがパワハラ対策を重要視しているということを社員に示すことが大切です。
どうしても、法律ができてしまったから企業として予防手段を考えようという企業さんが多い。私も、人事部長をしていたため、その状況はよくわかります。
ただ、なんとなく防止策講じています…という形を作るだけでは、結果いつか大きなハラスメントが発生します。

ハラスメント研修を実施するというのももちろん大切ですが、それと並行して、そもそもの防止策を一度じっくり考えることも大切なのではないでしょうか。

今、「うちは大丈夫…」と思った企業さんこそ、考えるべき時期かもしれません。

研修のお問い合わせはこちらまで…。