目次
これってマタハラですか?
ハラスメント研修を実施すると決まって女性陣から
やっと私たちの困っていることや嫌だと思っていることが男性社員に伝わりました!
という言葉をいただきます。
企業様によって研修時間の中にどのハラスメント内容を盛り込むかは変わるのですが、セクハラ、パワハラは必ずどの企業様でも実施しています。
女性比率の多い企業様は、これに次いでマタハラ…マタニティハラスメントの研修を盛り込むことが増えてきました。
先日のコラムでも記載しましたが、女性が女性にしてしまうマタハラもありますから、今後も一定の教育は必要になるのだと思います。
そして、冒頭の感想と真逆な状況になるのもマタハラの研修です。
男性陣から
どこからどこまでがマタハラに該当するのでしょうか
と、研修後、具体的な事例での相談を受けることがあります。
ここがPoint!やってはいけないマタハラ事例
マタニティハラスメントとは、妊娠・出産・育児休業等を理由とする不利益な取り扱いをさします。不利益な取り扱いには、解雇、降格、雇止め等が含まれます。
そのため、「育休を取得するなら辞めてもらおう」「つわりくらいで休むなら会社辞めたほうがいいんじゃない?」などといった、心無い言葉や「あなたが妊娠したせいで、私たちの仕事が増えたじゃない」「妊娠したならしたって言えばいいのに、すぐ体調不良で休むよね」といった嫌がらせもマタニティハラスメントに該当します。
マタハラはパワハラよりもセクハラに近いと思われがちですが、事例としてはセクハラとパワハラのちょうど中間的なケースが多いのも特徴です。