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ゲーミフィケーション研修ってなんですか?
- ゲーミフィケーションって何ですか?
- ゲーミフィケーションを使った研修って、すごく楽しそうですね!
- ゲーミフィケーションで組織開発ってどうやるんですか?
と、よく質問やお問い合わせを受けます。
簡単に言うと、ゲーミフィケーション研修は、研修で学んだことをゲームを使って体感する!ということです。
例えば、伝言ゲームとかを想像していただくと、なんとなくの光景が浮かびますか?
研修で傾聴と質問の仕方を講義したとします。
その後、グループワークを行う際に、ある一定のルールを決めて伝言ゲームをします。
- メモを取るのはOK
- 最初の人から最後の人まで5分間で伝言を終わらせる
- 複数チームで実施した場合、最終的な回答が全チーム同じかどうか
これで実際に学んだことができるかどうか体感していただくのです。
とても簡易なものですが、これもゲーミフィケーションのひとつです。
楽しいだけじゃもったいない!
研修でゲーミフィケーションを取り入れると、わいわい楽しく盛り上がります。
でも、楽しいだけじゃもったいない。
ゲームが上手くいったチームも、いかなかったチームもこれが仕事だったらどうするのかという視点で話し合いを行います。そして、職場に戻ったら、今と何を変えるのか、それはいつまでに?というところまで落とし込みます。
今、当社が実施している研修はオンラインがほとんどなので、上記のような伝言ゲームはできませんが、このように研修で学んだことをゲームで体感してもらい、実際の仕事だったら?職場だったら?というところに落とし込む方法は、当社で実施しているほとんどの研修の共通項です。
昨年4月のコロナ禍で、新卒研修を実施するときは、それはもう驚くほど大変でした。
すべてのリアル研修で実施しているゲームをオンライン版に変更しなければならなかったのです。おかげで、同じゲームではなくとも納得感や腹落ち感はリアル研修の時そのままに、新たなゲームやディスカッション等を取り入れ現在に至ります。
写真はリアルで研修していた頃の品質管理研修で使っていたすごろく(人生ゲーム形式)のツールです。こちらも、品質管理の予防コストや失敗コストについて学んだあと、ゲーム…そして、それぞれ予防コストでは何が必要だったのか、失敗コストではどのような対策を取ればいいのかをゲームを通じて体感していただくというものです。
もともと私は現場マネジメントから人事部に異動した経歴があるので、現場が何に困っているのか、人事がどこまでしか対応できないのか等を分かったうえで、研修構築をしていました。
企業や組織で、何か課題を抱えている方がいましたら、いつでもご相談ください。