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ベアラボのOJTトレーナー研修~ご受講いただいた企業さま編1~
ベアラボのOJTトレーナー研修は、通常研修と速習研修の2種類あります。
今回は、通常研修をご受講いただいた企業さまをご紹介します。
本社:東京都
業種:サービス業
地方拠点:4拠点
【研修受講前の様子】
年に2~3回繁忙期がくるため、都度、派遣会社に増員を依頼。
基礎的な流れの業務習得までに1週間程度かかるが、半数のスタッフさんが業務翌日または研修が明けた翌週から退職。
すぐに補充するも、退職が相次ぐため、繁忙期対応で忙しいにもかかわらず、ずっと新人派遣スタッフさんに研修を実施している状態。
【研修対象者】
実際にOJTを実施する担当者チームと係長以上のメンバーの2グループに研修実施
【研修後の様子】
- 新人スタッフさんをお迎えする初日の準備が前日までに完了している状態になった。
- 初日から内線表に新人さんの名前を入れるようにした。
- 各業務の標準マニュアルが完備できるようになった。
- 保持しているマニュアルが全員同じバージョンに統一された。
- 誰が教えても、今時点での研修進捗が分かるようになった。
- 必ず、1日1回、上長が5分以上お話する時間を設けるようになった。
- 定着率が大幅に上がった。
- 新人さんが話しかけやすいように、上長バッチとOJTバッチをIDカードにつけることにした。
- 1週間の研修の標準達成時間を作ったことで、派遣さんごとの強みと弱みがチーム全員分かるようになった。
上記は、研修後アンケートの一部を抜粋したものです。
新人さんから見る企業のあり方
これまでは、きちんとしたOJTのルールがなかったため、一気に現場が改善した印象になったようですが、新しく入社してくる新人さんからすれば、当たり前のことだったりします。
特に派遣さんは、色々な企業の業務姿勢をご存じのことが多いですから、末永くこの現場でお仕事をしたいと思ってもらえる組織作りが重要になりますね。
次回は、通常全6講義で実施するOJTトレーナー研修を全4回の速習版で実施した企業様の事例をご紹介します。