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ベアラボのOJTトレーナー研修2
前回、当社のOJTトレーナー研修ではチームビジョンの作成から始めますというお話をしました。その後、第2講で、初めてOJTというものが、そもそも何かという部分について学んでいきます。
もちろん、OJTとは「On the Job Training」の略なのですが、どのようなことがOJTトレーナーには求められているでしょうか。
OJTトレーナーに求められること
OJTトレーナーに求められることは次にあげる5つと言われています。
- 業務知識
- 業務全体像の把握
- コミュニケーション力
- 周囲を巻き込む力
- 自信
とはいえ、全部を保持している人なんて、恐らくほとんどいません。
そのため、OJTトレーナーに求められる究極の能力は実はこの5つ以外にあります。
プロデュース力です。
新人さんがデビューするまでの間に、誰に何をいつまでにどうやって教えてもらえばいいのかをプロデュースすることで、実はこの5つはカバーできます。
人事や業務の管理者は、そのプロデュース内容があっているか確認すればいいのです。
OJTトレーナーはプロデューサーです
OJTは、OJTトレーナーだけが担当するものではありません。
チーム全体で補完しあいながら、新人さんのデビューまでの育成を担うのです。
ちなみに、皆さんが新人だった時代。
OJT担当をしてくれた先輩はどんな人でしたか?
良い思い出がある方はそのままに、あまり素敵な思い出じゃないな…という方は、それを反面教師にして、新人さんを育てる基盤を作ると良いのではないでしょうか。
次回は、OJTトレーナー研修の3講義目で実施しているコミュニケーションについてお伝えしていこうと思います。