課題・テーマ
全階層別研修
概要
- 業種
- サービス業
- ご支援内容
- 組織開発
- ソリューション手法
- コンサルティング / 研修プログラム
- 研修名
- 効き脳診断 / ソコアゲ / ビジネスマナー研修 / コミュニケーション研修 / コンプライアンス研修 / ヒューマンエラー研修 / チームビルディング研修 / リーダーシップ研修 / ロジカルシンキング研修 / プレゼンテーション研修 / 交渉力研修 / 判断力研修 / 業務管理力研修 / ビジョン創造研修 / 報連相研修 / ナレッジマネジメント研修 / 課題解決力研修 / ハラスメント研修 / 業務改善研修 / タイムマネジメント研修 / 段取力研修 / 評価者研修 / アクションラーニング研修
- ご支援期間
- 2022年~
お客様ご紹介
- 組織名
- 株式会社ベルメゾンロジスコ
- 住所
- 岐阜県可児市/岐阜県美濃加茂市
- 従業員数
- 約700名(パート・アルバイト含む)
- URL
- https://bellelogi.com/
長期に渡りご支援させていただいている株式会社ベルメゾンロジスコさんにインタビューを行いました。
背景と導入の経緯
ベアラボ:研修導入前は、どのような課題がありましたか。
中澤社長:私たちベルメゾンロジスコでは、現場を支えるパートナーの役割が非常に重要です。一方で、社員が現場をリードしきれていないことや、社員間のコミュニケーションが十分に取れていないことなどが組織課題として挙がっていました。そのため、効率的なコミュニケーションとチームとしての一体感を高める必要がありました。
ベアラボ:研修を導入されたきっかけは何でしょうか。
中澤社長:初年度の2022年は、社員面談や相談を通じて、社員一人ひとりが自身の成長を考えられる環境を整えることから始めました。コロナの影響もあり、社外の人に話を聴いてもらう機会は、さほど多くなかったのですが、普段の言動からは知り得なかった心情や思いを知ることができる機会になりました。
その後、会社の未来を見据えた人材を育成したいという思いから、研修プログラムを設計いただきました。人事課との密な連携のもと、私たちの「現場」に即した内容にカスタマイズし、組織全体での成長を目指す研修が実現しました。
ベアラボ:具体的にはどのような思いからご相談に至ったのでしょう。
中澤社長:当時の人事課長が、私の「社員の教育を絶対止めてはいけない」という思いをくみ取り、滝井さんに相談したのがきっかけだったと記憶しています。コミュニケーションがうまくいっていない社員の相談をした際に、現人事課長と3人で打ち合わせをしながら、思考特性や組織開発の話をしたと聞いています。
ベアラボ:そうでした。あの日は、岐阜から東京に戻る最終の名鉄に乗ったのを覚えています(笑
前人事課長と現人事課長の話が熱くて、盛り上がりました。
中澤社長:その後、2023年から本格的に研修を実施することになりましたが、研修よりも社員の面談のほうが多く、なかなか研修そのものを始められなかったんですよね。人事課全員で社員研修の骨子を作るのに必死でした。当社の要望をしっかりと反映しながら、人事課や管理職陣との密な連携のもとで設計してもらい、その結果、実践的でありながら私たちのニーズに合致した内容となりました。組織全体の成長に寄与するプログラムを提供いただけたと思っています。
ベアラボ:ありがとうございます。組織特性やニーズに合わせたオーダーメイドの内容としました。同じテーマでも、対象者の役割やレベルに応じて濃淡をつけ、現場で共通言語になる等、効果的な学びの場になるよう工夫しました。また、学んだ内容をその場で実践し、スキルとして定着させるために、ゲーミフィケーション(ゲーム形式)でのトレーニングを活用しました。
株式会社ベルメゾンロスコ 前代表取締役社長 中澤祥浩様
実現した成果
ベアラボ:研修を通じて、どのような成果が得られましたか。
楢原部長:大きく分けると以下のような成果があったと感じます。
- 能動的な学びの姿勢の向上
最初は受け身の姿勢だった社員も、現在では「今日は何のゲームをするんですか?」と積極的に研修に参加するようになりました。 - パートリーダー研修の継続
当初1年で終了予定だったパートリーダー研修が、受講生からの熱いリクエストにより、来年以降も継続することになりました。 - 社内での共通言語の確立
社員全員が共通の理解を持ち、正確に意見を共有する基盤を構築しました。また、全正社員が思考特性診断(効き脳診断)を受けたことで、それぞれの強みやコミュニケーションの特徴が明確になり、チーム内での相互理解と連携が大きく向上しました。 - ハラスメント相談件数の減少
従業員数が多いため、どうしてもハラスメントが疑われれうような言動や行動が起きがちでした。年度を通して、コンプライアンス研修やハラスメント研修を繰り返し行うようになったことで、従業員の理解が進み、相談件数が著しく減少したのは驚きました。 - 社員間の結束感が向上
同じ階層の社員が部門を跨いで継続的に研修に参加するため、一丸となり前向きな文化が形成されました。
株式会社ベルメゾンロスコ 前経営管理部長 楢原隆志様
プログラムについて
ベアラボ:プログラムの効果について、どのような感想をお持ちですか。
楢原部長:全階層で研修を実施いただいていますが、研修のレベルもティーチング領域とコーチング領域でステップが踏めていますし、受講生たちの満足度も高いです。
中澤社長:研修を通じて、社員たちが本当に前向きに学ぶ姿勢を持つようになりました。これまで以上に組織全体としての一体感が高まり、その効果を日々実感しています。
楢原部長:そうですね。特に次世代管理職研修では、リーダーとしての自覚が強まった社員が増えたのを感じます。現場での行動にも変化が現れてきましたよね。
中澤社長:ええ、それに共通言語が生まれたことで、社内でのコミュニケーションがよりスムーズになりました。これが業務効率にもつながっていると感じます。
楢原部長:まさにそうです。人事相談や社員との面談等、研修以外の部分を含め、ベアラボさんのサポートがなければ、ここまでの進展は難しかったと思います。この成果を次のステップにつなげていきたいですね。
中澤社長:今後も、引き続きお願いしたいと思っています。
ベアラボ:ありがとうございます。今後とも、よろしくお願いいたします。
おわりに
ベルメゾンロジスコ様との取り組みは、2022年のスタートから、来年2025年で4年目を迎えます。組織開発や社員教育の重要性を改めて認識するとともに、継続的な成長を支える研修プログラムを共に作り上げてきました。
当初は、弊社のみで組織開発をすることで、偏った学びになってしまうのではないかと心配されたこともございましたが、結果的に、現場の皆さんたちが自走できる組織に向かって歩み始めてくださっています。2025年、ベルメゾンロジスコさんの体制は変わりますが、今後も、さらなる発展に向けて新たな取り組みを共に進めていきたいと思います。
2025年1月:体制変更により役職名の前に「前」を追記しました
参考
これまで、ベルメゾンロジスコさんで実施した研修抜粋(2024年12月末時点)
- 次世代管理職研修(全12回)
- コミュニケーション醸成研修(年1回)
- コンプライアンス研修(年1回)
- ハラスメント研修(年1回)
- パートナー向け研修(全3回)
- パートリーダー向け研修(全9回)
- チームビルディング研修(全12回:人事課・営業課)
- 管理職研修(全12回)
- 主任向け研修(全12回)
- ビジネスマナー研修(年1回)
- 評価者研修(年1回)
研修実施時の様子